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2022.03.03

【報告】2月17日(木)「ヨコハマ・カナガワ留学生就職促進プログラム」成果報告会を開催しました。

<2月17日(木)14時30分~17時 Zoom開催>

2月17日(木)、「ヨコハマ・カナガワ留学生就職促進プログラム」の成果報告会を開催しました。文部科学省委託事業である当プログラムが最終年度を迎えたことから、これまでの取組状況やその成果を振り返り、今後日本で働くことを希望する留学生の就職支援について何ができるかを、パネルディスカッションで考える機会としました。当日は、県内外より約100名の方にご参加いただき、事業に対する関心の高さがうかがえました。

プログラム取組紹介では、事業推進担当者より産官学連携による留学生就職支援を報告し、日本語教育・キャリア教育・インターンシップを推進してきた中で、5年間にわたり、多くの関係者、協力者が事業を支えてきてくださった状況が説明され、また、企業と留学生との相互理解や、日本人学生と留学生が共に学ぶことによる気づきを大切にしてきた取組が紹介されました。

学生の体験紹介では、プログラムに参加した留学生や日本人学生から、講座やインターンシップを通じて学んだことや、現在社会人の元留学生からは、日本企業で働く上での課題などについても聞くことができました。

パネルディスカッションでは、自治体との連携による留学生の就職支援が自治体関係者から紹介され、大学側との実質的な双方向の連携が実現したことが紹介されました。全体を通して、留学生にとってわかりやすい、ニーズに沿ったプログラムや、企業と留学生とが学び合うような新たな関係の重要性、また、留学生が日本企業で働くことのビジネス上の効果や、留学生就職支援の教育上の効果をノウハウとしてポジティブに発信していく必要性について提言されました。

成果報告会終了時の参加者アンケートでは、これまでの取組に対してのご評価とともに、パネルディスカッションでの提言へのフォローや、今後も産官学連携による留学生就職支援への期待の声を多くいただきました。
これら意見を参考にしながら、これまで神奈川県、横浜市、経済団体、企業、市民団体等と共に培ってきたノウハウを活かし、次年度以降も引き続き連携しながら、留学生の就職支援に取り組んでまいります。

■日時 2022年2月17日(木)14:30~17:00
■会場 Zoom開催
■参加者 約100名
■プログラム(敬称略)
・開会挨拶 
 横浜国立大学 学長 梅原 出
・来賓挨拶 
 文部科学省 高等教育局 学生・留学生課 留学生交流室 留学交流支援係長 山田 貴生氏
・「ヨコハマ・カナガワ留学生就職促進プログラムの取組状況、結果紹介」
 横浜国立大学 外国人留学生就職支援コーディネーター 増田 克子
 横浜市立大学 外国人留学生就職支援コーディネーター 河瀬 恵子
・「留学生によるプログラムへの参加や就職活動の体験紹介」 
横浜国立大学・横浜市立大学 在学生および修了生
・パネルディスカッション
「ヨコハマ・カナガワ高度外国人材の採用と育成に向けて」
 パネリスト) 一般社団法人 留学生就職支援ネットワーク事務局長 久保田 学
        株式会社浜銀総合研究所 顧問・特任コンサルタント 吉田 和朗
        神奈川県 国際文化観光局国際課長 今井 明
        横浜市 政策局大学調整課長 大塚 和彦
        横浜市立大学 外国人留学生就職支援コーディネーター 河瀬 恵子
 モデレーター)横浜市立大学 キャリア支援センター長 吉永 崇史
         
・閉会挨拶 
 横浜市立大学 学長 相原 道子

成果報告会の様子

成果報告会の周知ポスター
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