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2019.07.10

【開催報告】6/28(金)「ヨコハマ・カナガワ留学生就職促進プログラム」シンポジウム

6月28日(金)、神奈川県内における留学生就職支援の更なる活性化を目的にシンポジウム「留学生が輝く横浜・神奈川の未来」を開催しました。
当日は、中央官庁、行政機関関係者をはじめ、地元企業、地域ボランティア団体、大学関係者など県内外より117名の方にご参加いただき、当事業に対する関心の高さがうかがえました。

第1部では、事業推進担当者より産官学連携留学生就職支援「横浜モデル」の概要説明が行われ、企業・自治体・地域・留学生による相互学習を基盤とした留学生就職支援について方策を検討する必要性が提言されました。

第2部では、産官学各機関へ数多く留学生就職支援のアドバイスをされているエンピ・カンデル氏による基調講演が行われ、留学生が日本企業で能力を発揮するための留意点を、企業内育成・地域支援・大学教育それぞれの視点から助言いただきました。

第3部では、留学生採用を推進する地元企業2社、留学生支援に携わる地域ボランティア、
そして就職活動を経験した両大学現役留学生によるパネルディスカッションが行われ、留学生の国内就職ならびに職場適応における課題点が議論されました。

終盤の質疑応答では、会場参加者から留学生就職支援体制整備に関する課題提起や産官学各機関への要望提案など、多岐に渡るご意見をいただき、大変活気溢れる時間となりました。

シンポジウム終了時の参加者アンケートでは、今回のように大学のみならず、企業、地域住民それぞれの視点から留学生就職支援のあり方を議論する機会が必要だという声を多くいただきました。
これら意見を参考にしながら、今後も事業推進していきたいと思います。

■日時 令和元年6月28日(金)14:00~17:00
■会場 横浜情報文化センター 情文ホール
■参加者 117名
■プログラム
・開会挨拶 
 横浜国立大学 学長 長谷部 勇一
・来賓挨拶 
 文部科学省 高等教育局学生・留学生課 留学生交流室 室長補佐 丸岡 充氏
・第1部 事業報告
「ヨコハマ・カナガワ留学生就職促進プログラムの取組と今後」
 横浜国立大学 副学長 中村文彦
 横浜市立大学 留学生就職支援コーディネーター 河瀬恵子
・第2部 基調講演
「留学生就職支援に一番必要なこと~大学・自治体・企業の立場で~」
 UNIBIRD株式会社 代表取締役社長 エンピ・カンデル氏
・第3部 パネルディスカッション
「ヨコハマ・カナガワ高度外国人材の採用と育成に向けて ~今、できることは何か~」
 パネリスト) 株式会社横浜グランドインターコンチネンタルホテル 
         人事部 人事担当部長 貝澤幸嗣氏
        株式会社クルーバーホールディングス 
         管理本部 副本部長 牧野 誠氏
        横浜市国際学生会館 
         チューターボランティア 田中 和生氏
        横浜国立大学・横浜市立大学 現役留学生
 モデレーター)横浜国立大学
         成長戦略研究センター 客員教授 梅野 匡俊
・閉会挨拶 
 横浜市立大学 学長 窪田 吉信

上段は会場の全景、 下段は横浜国大の長谷部学長(左)、文部科学省の丸岡室長補佐(右)

プログラムの説明をする横浜国大の中村副学長(左)と横浜市大の河瀬コーディネーター(右)

上段は講演するエンピ氏、 下段はパネルディスカッションの様子

プログラムにコメントする横浜市代表(左)、閉会の挨拶を行う横浜市大の窪田学長(右)
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